担当した本が国立国会図書館に登録されていた。
詳細は省くが諸事情により報告書を作ったので納本したのだが(国立国会図書館には納本制度がある)、本当に登録されるんだな…となんだかしみじみしてしまった。
なお、これは複数人で執筆を担当していて、私も執筆はしているが編集の立場でもあり、アンソロ主催者みたいなことやってたんだけど、自分で趣味で本を作っているとはいえ完成まで結構大変だった。
これは愚痴だが、(執筆側からの)締め切りに間に合わせる大変さはよく見かけるけど、編集の立場からの「早よ原稿出してくれや〜〜〜〜泣」はあんまり見ないのなんでなんでしょうね。いやもしかしたらあんのかな…。いやまあ私も執筆担当だったが大半を手伝ってもらっているので(誰よりも助けてもらっているから)、自力で全部作り上げた訳ではないのであまり偉そうなことは言えないのですが…過去の記録を見返したら結構ギリギリスケジュールだったのによく間に合ったなと自分でも感心してしまう(おいおい)。機会があれば今度は余裕を持ったスケジュールでやりましょうね。
※発注する側がとんでもないやばいスケジュールで依頼する時もあると思うので、物作る側・依頼受けて納品する方でこれ見てる方もいらっしゃると思いますが気を病まないでいただきたいです。すみません。
まあ、とにかく、アンソロ主催者って……………………………すごいね………………………………!
図書館に本があるって当たり前のことのように思うけど、自分が担当したものが所蔵されるって想像もしなかったな〜。
小学生の頃、私はダレン・シャンという小説が好きで、家にもあったし学校の図書室にもあった気がするんだけど、(記憶が曖昧なのだが)作者さんは子供の頃本が好きで自分でも話を書くようになり…みたいなことをインタビューで答えていたような気がして、図書室にあるダレン・シャンの本を見ながら「もしかしたら大人になって自分が本を書いたら図書室に置かれる未来があるのかも…!?」と思った記憶があります。別に将来小説家になりたいとか思ったことはないですが、本という媒体が好きだったのかな。物語を考えることも好きだったね。小説書き始めたのは成人してからですが、漫画とかアニメが好きだったし、キャラがもしこういう行動をしたら…みたいな妄想は得意だったわけで…。ちょうど小学生の頃って確かハリーポッターの日本語版が刊行されて流行っていたので、海外ファンタジー好きだったんですよね。バーティミアスも好きです。面白いよね〜!結構厚いのにめっちゃスラスラ読めちゃうんだよな…。
ジャンルは小説ではないですが、小学生の頃にぼんやり思っていたことが思いがけない形で叶ってしまい、こんなことってあるんだな…と思いました。
本屋で漫画とか小説とかたくさんの本があるのを見ると、ここに自分の作品があったらな〜みたいな妄想はするけど、そういや子供の頃図書室に自分の本が置かれる未来があるかもって大人になって思うことがどうして少なくなったんだろうな…とふと思ったりもしました。図書館利用してるのにね〜。
同人誌が公立図書館に所蔵されたとお話ししている方もいらっしゃったので、そういうこともあるんだ…!と思ったのですが、確かに自費出版の本を寄贈する場合もあるし図書館側が登録したいなと思う本が同人誌である場合もある…。時々思い出すことはあってもどうして忘れていたんだろうか。
本といえば、私が子供の頃通っていた英語教室の先生が、(小学生向けの)本を書いたからよかったらもらってねと言ってくださり児童書をいただいたことがあり、小説家じゃなくても本って書けるし作れちゃうんだな…!?と思った記憶がある。もらった当時すでに私は中学生になっていたと思うが、その本は確かいろんな人たちが一話ずつ担当して書いていた短編集だった。内容は現代だけどファンタジーとか不思議な要素もあり…って感じで、今で言うと少し不思議って要素だったかな。私が好きなやつだ!
今思い返すと、本が好きだったのに子供の頃小説家になりたいと思ったことが(多分)なかったのは、(読書は好きだが)読んでいる本の数がそもそも少なくてそっちの道を考えなかったのか、小説を書くことより物語を考えることが好きだったためなのか(とはいえ今はプロット苦手なので別に物語作るのが好きって訳ではないのかも…と思っていますが)、そもそも小説を書くという発想にならなかった、あとは小説家という職業が身近ではなかった…などが考えられるが、今こうして取り組んでいるのは不思議なものですね…。
漫画も結構好きで読んでいましたが、漫画を描こうという発想にはならず、イラストには興味があったが漫画は描かなかったんだよな〜〜〜〜あれも不思議だよな〜〜〜〜。むしろ作るなら絵本に興味があったな…。それに絵を描き始めたのは中学一年生からなので、物心ついた頃から絵描いてました!って方結構いると思うんだけど、すげえなと思います。振り返ると、なんでそこに興味を持ったんだ???みたいなこといろいろありますよね。
私は小説書くのも結構大変だし(ずっと書いているのが楽しいみたいなタイプではない)、一時期研究職を目指すも一生論文書くのは無理と早々に諦めた経験があるのですが、なんだかんだで本作ったり書いたりしてる機会に出会うのはなんでなんでしょうね…偶然でしょうが…怖…。
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